vol.2 岡里美智子さん



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岡里美智子さんのお話


お話を伺ったのはhappy life研究所の所長であり、本質プロデューサーとしてご活躍される岡里美智子さん。ネガティブな感情や心の声の向き合い方、幸せの本質について自身の体験を語ってくださいました。 



岡里 美智子  氏(プロフィール)

happy life研究所 所長/本質プロデューサー

こんにちは! happy life研究所 所長/本質プロデューサーの岡里美智子です。
 結婚して子供が生まれて、マイホームを建てて、子育て中に始めた自宅サロンは大繁盛して… はたからみたら幸せな状態なのに、 心の内側が満たされなかった経験から、人が本当に幸せを感じるのはどんな時だろう?と研究にはまる。
行き着いたのは、外側の幸せを集めるだけでは一時的であり、人が本当に幸せを感じるのは使命を生きている時、しあわせのエネルギーを周りと循環した時なんだと気づく。

happy life 研究所では、 個性豊かな魂が自己表現する場を共有したり、一度きりの人生だから自分の可能性にチャレンジしたいという人に向けて本来の魂の輝きに目覚めるサポートをしています。




日下(インタビュアー:以下記名略)
子育てとお仕事を両立されている方のお話を聞けるの楽しみです。本日はよろしくお願いします。


岡里氏:
よろしくお願いします。


―お子さんがまだ小さいうちから、お仕事を再開されたんですね?



子供が一番いい状態で働くことを



岡里氏:
子供が生まれて半年の頃に自宅サロンをオープンしました。仕事と子育てが両立できるライフスタイルを作りたいと思っていて。そんなタイミングで自宅サロンの開業支援をしている会社を知りました。


―前職は歯科衛生士をされていたんですよね?戻る選択はしなかったんですね。


岡里氏:
歯科衛生士も大好きな仕事でした。フィンランドまで研修に行ったくらい。
勤め先の歯医者さんも大好きで、そこ以外で働きたくないと思っていましたが、職場が自宅から離れていたんです。子供が一番いい状態で働くことを考えると、自宅サロンがいいかなって。


―歯科衛生士からエステサロンオーナーへ。



岡里氏:
資格を持ってる仕事だったし手放すのは勇気がいることだったんですけど、でもやるなら今しかないって。上手くいかなかったら歯科衛生士に戻ろうって思ってました。
勤め先の歯医者さんには、一年産休とっていて。だから決めるなら今決めないとそのまま同じ生活になっちゃうと思いました。


―産休中に開業されたんですか。


岡里氏:
そうそう、産休中に。


―産んですぐ、ですよね?凄いバイタリティ!


岡里氏:
私もそう思います(笑)26歳の頃。
若さゆえの怖いもの知らず、みたいな(笑)


―ご主人は応援体制でいてくれたんですか?


岡里氏:
家族思いの方だったので、子供を大事にするっていう提案だったから快諾してくれました。


―安定したお仕事をお持ちなのに、新たな挑戦を選択されたんですね。


岡里氏:
そこでチャレンジしてよかったなぁって。
あれがなかったら今の自分はないですしね。

求めていたものへの違和感



―その後、心も体も壊してしまった時があったと伺いました。


岡里氏:
自分で全部背負っちゃう性格なんです。
スタッフさんもいたし、家族もいるし、私が全部責任を持たないといけない。
みんなが幸せになるために自分が頑張らなきゃいけないって。
でも現実は上手くいかなくて、自転車操業で支払いに追われるのが苦痛で、苦しくて。
仕事だけじゃなく、子供たちもまだ保育園だったから、休める時間もなかったんです。 自分でやるって言い切っちゃったから、旦那さんにも弱音を吐けなくて。もう辞めたいって思っても言えない状況でした。


―家族のためを思っての選択が、必ずしも自分を幸せにする訳ではないですよね。


岡里氏:
何が幸せなのかわからなくなっていました。 とにかく売上を上げたい一心で突っ走っていましたね。収入が増えれば家族も幸せになると思い込んでいましたし。でも疲れてイライラしてたりすると子供に怒りやすくなっちゃうし、日々を楽しめないと何も楽しくないじゃん、って…。私の求めていたものって、これじゃないじゃんって。
本当の幸せってなんだろう?というところに気付かされました。


ポジティブが「義務」になっていた



―心の声に気が付いたら、それを無視することはとても苦しいですね。


岡里氏:
私、セルフイメージが低かったんです。それが故に心理学にはまっていき、自己価値を高めたり。そのあとは自分に向き合う時間をとりました。


―じゃあ、今のポジティブマインドは元から備わっていたものじゃないんですね。


岡里氏:
ポジティブじゃないといけないって、ずっと思っていたんです。
そこが変われたのはネガティブを受け入れられたから
ネガティブがいけないって、ずっと言い聞かせていることが苦痛でした。
ネガティブが自分の中にあるのに隠しているから、苦しくて。常に自己否定している状態ですよね。表では笑って、心では泣いていました。
周りには順風満帆でいいね、と言われて居たけど、心では(幸せが分からない)と感じて居ました。


―確かに、今って“ポジティブじゃないといけない”みたいな風潮を感じます。
ネガティブを受け入れるってどういうことですか?


岡里氏:
全部、いいの。全部おっけー。それでいいよ!って受け入れること。それじゃいけないってなると辛くなっちゃいますから。そんな自分でもいいよって、自分で自分に言ってあげるんです。


―そう、頭では理解しているつもりでも、なかなか自分を受け入れるのは難しく感じます。


岡里氏:
心理カウンセリングとかを使うといいです。潜在意識で変えられないこと、小さい時に作られた部分(傷ついたこと)とかがあるので、そこはどうしても自分一人で変えるのは難しいです。


―学問の力を借りるのですね。


岡里氏:
カウンセリングで質問されながら、自分って本当はこう思っていたんだ、っていう発見があって。
自分で否定しちゃうところを、「そうじゃないよね」って言われることでストンと腑に落ちるんです。
え、いいの?私これでいいの?って。
自分でずっとダメ出ししていた部分を、出しても平気とか、言っても平気、思っても平気なんだっていうのを深い部分で味わっていく。そこで初めて、ネガティブって良いんだって受け入れられるようになるんです。


―「腑に落ちる」、かぁ…。自分の中のネガティブを、認めてあげるの、大事かも。


岡里氏:
どうしても否定しやすい感情なんですけど、しっかり受け入れることができれば、人生を飛躍させる大切な宝物になる。
自分で自分を受け入れられた分、周りからも受け入れられる。 
そういうのを知ってから、生きるのが楽になりました。素でいいんだ、このままの自分でい いんだって。
そんな自分をいいって言ってくれる人も増えました。


―ネガティブも、ポジティブマインドの糧になるのですね。


岡里氏:
自分が自分を認めてあげること。
認められたい、愛されたいって外に求めてたけど 結局は自分自身が愛してあげることが一番大事なんです。今日もありがとうねって自分を撫でたり。
よく頑張ったね、嫌だったよね、悲しかったよねって、自分で自分の味方になってあげる。そうすると楽になります。


岡里氏:
好きなことして生きる。自分らしく生きるってなると、お金も欲しい。叶えたいことがあるからいい暮らしがしたい、を目指していました。 身体や心の不調は、そこが違うんだぞっていうサイン。
本当の豊かさって? 
あなたの生き方ってそこじゃないでしょう?と、原点に戻された経験でした。


―今の価値観で、これからやりたいことは何ですか?


岡里氏:
今は教育に興味があります。自分がインナーチャイルド(心の声)で苦しんだので、そこから変えなければいけない。私の経験を通して、自己肯定感が高い子を育てる必要があると感じています。
ベースがしっかりしていて、自分として生きていけるっていう自信があればその力で生きていけると思うので。
そういうのに携わっていきたいです。


(インタビュアー/日下 郁)