INTERVIEW

01

EmmyCrystalさんのお話


Emmy Crystal 氏

[プロフィール] 

魂を呼び覚ますクリスタルサウンドを奏でるクリスタルボウリスト。
音脳エステ《Crystal Meditation》創始者。

大手企業から IT ベンチャーまで 多様な経験を重ねる一方 、最初の離婚を機に一生やりたいと思う仕事を見つけようと好きなことに片っ端からチャレンジ。
色彩やデザイン、メディカルアロマ、インド占星術などを通してバランス、調和を追求しながら「自分らしく輝く」人生の実現ができる社会を作ろうと始めた自宅サロンで、クリスタルの浄化に・・・ と運命的に出会ったクリスタルボウル。

PARI在住の世界的クリスタルボウルアーティストRAURA氏に師事し、世界基準の演奏技術を学ぶ。
現在はホテル、レストラン、施設等での演奏活動を始め、クリスタルボウルのお教室、そして”最高の自分の最高の能力を引き出す ブレインクレンジング”音脳エステを自宅サロンで提供。



日下(インタビュアー:以下記名略):
今回伺いたいテーマは「自分らしく生きる挑戦」ということで、Emmyさんの思う自分らしさってどういうものですか?

やってみる、という決断をすること


Emmy氏:
自分らしさ…深いですねぇ。多分、普通に生きてると自分らしさがわからないって人が多くて。何が合ってるかって、模索から入ると思うんですけど。命を授かって生まれてきたからには「これが自分だ」ってものが見つかったらいいんじゃないかな。


―Emmyさんはどのようにして、これだっていうものを見つけたんですか?


Emmy氏:
周りの素敵な方々への憧れから、自分だったら何ができるかな?って始めは模索しました。好きなことがすぐに見つかってすぐに輝く人もいますけど、おそらく大半はそうじゃないと思う。見つけるまでの間に苦しんだり、いろんな出来事があって。私は、そういうのに向き合うことを大切にしています。


―私…自分らしさをテーマに、10代の頃から常に自分探しの旅に出てます(笑)


Emmy氏:
思えば、大学のコースを選ぶ時点で何が自分に合うのかわからず、大学で見つければいいや、って入ったつもりだったけど、そこでも見つからず。何となく就職して、何となく大人になっちゃって、さぁ私ってなんだろう?みたいな。


―同じ思いを抱えてる方、きっと沢山います。


Emmy氏:
そうやって生きていく中で、生活もあるし稼がないといけないという「ねばならない」にたくさん縛られてきて。それでも、しょうがないって言い訳しながらなんとか来てたけど、ふと結婚して子ども生まれて社会と離れて…個人になった時(私は何者なんだろう?)みたいな寂しさ、孤独感を感じたんです。


―本当に、共感です。特に子育て中は外部との接点が極端に減って、自分の存在意義がわからなくなります。


Emmy氏:
かといって何をしたいのか分からないから、もう、できることからやろうって。目の前に縁があったものから。気がついたら、これだ!っていうものが見つかったんです。

―とにかく、やってみるんですね。


Emmy氏:
最初に手に取ったのが天然石のジュエリー。石って色も備えてるし光も入って、自然なもので、興味を持ったんです。占いで、その人に合う石を選ぶ方法がある事を知って、インド占星術を勉強しました。子育ての合間に。そして診断して石を処方する、というところからスタートしたんです。

―それが今のクリスタルボウルにどう繋がったんですか?


Emmy氏:
クリスタルボウルは水晶(天然石)でできている楽器なんです。水晶って浄化の力があるんです。音も含めて空間の浄化とジュエリーの浄化になるからと言われて、一つ二つをサロンに置いたことがきっかけで、音を奏でていたらとても気持ちが良くて。せっかくあるのなら、使い方をきちんと知りたいなと思って学びました。

―ご活躍されてる方って、みなさんそういう「出会い」があったって仰いますよね。必然のような、奇跡のような。クリスタルボウルがいいよ、と伝えてくれる方がいて、たまたまそれが自分にぴったりマッチするっていうような、そういう出会いが。


Emmy氏:
自分のアンテナに引っかかったことをやってみる、という決断ができるかどうかだと思います。その世界を知ってみる、足を突っ込んでみること。素敵だなぁ、でも私には関係ないや。じゃなく何だろう?と手に取ることの違いなのかな。

―そういうものをいつでもキャッチしようと意識してますか?


Emmy氏:
ピンときたものがあったら、何だろう?って、自分の気持ちを引っ込めないように気をつけてます。かといって、どん欲にあちこち探し回ったりはしてない。そこまでしなくても、自然に身を任せているだけでも十分いろんなチャンスがあるんじゃないかと思います。

―最初から、これが自分だ!って手を出すわけじゃないんですね。


Emmy氏:
いっぱいいっぱい手を出してきて、これが集大成的だなって事にハッと気付いたんです。最初出会った時には、これが運命のものだなんて全然思ってなくて。しばらく経った時に気づく、みたいな。最初出会った時は、魅力もほんの一面でしか分からなくて、でも上からも横からも見るともっといろんな魅力があるのに、最初に分かるのは一部なんですよね。学んだり深く知っていくと、自分のココとつながっているからこれとの出会いがあったんだって理解するから、魅力もますます感じるんだと思います。

―心のかすかな動きを大切にしてきたから、自分らしさと繋がるモノとの出会いがあったんですね。



人生で無駄なことは何もない


Emmy氏:
会社員としていろいろなところで働いてきてそれなりの自信もあったけど、やっぱり起業って全然違うもので。やってみて、あーわからない、出来ないっていうのがたくさんある中で、これが本当に自分の一番輝きたいものなのか?って。始めは自信が持てなかったんです。

―確信を持てずに、それでも前に進み続けたんですね。


Emmy氏:
クリスタルボウルだって自分は素晴らしいと思っているけど、本当に必要としている人がいるのかな?とかたくさん葛藤はありました。でもやり続ける事でしか自信の元は生まれてこないから。続けることが大事だと自分の価値観の一つにあるんです。私、ピアノは長くやってたけどそれ以外のことって長続きしなくて。アロマを習っても途中までやったら分かったつもりになってやめちゃったりとか。そういうのがすごく多かった。中途半端な知識がたくさん詰まってたんですね。中途半端だから何にもプロにはなれないなぁ、って思っていました。 でもクリスタルボウルに出会った時、中途半端だった知識が全部繋がって一つのものが生まれたんです。

―無駄なものは何もなかったということですね。


Emmy氏:
ピアノでさえも人生になくていい時間だったんじゃないかって思っていたけど、その時に培ってきた音の感覚のおかげで今があるし。全てが無駄じゃなかった。中途半端な知識を持っているけど、かといって突き抜けるわけじゃないし…っていう人って多くいると思うんですけど、それも無駄じゃなかったなっていう出会いが、自分らしさを作るのかな。

―そういう出会いを見逃したくないですね。


Emmy氏:
ベースは自分を信じることですよね。ベースに(私には無理だよね)っていうのがあると何に出会っても素通りしちゃうし諦めちゃう。人って無限の可能性を持って生まれてきてるから、自分の生きたいように生きれるし、それを諦めないで自分を信じて続けていくことが、未来への扉が開く事に繋がるのかなと思います。

―自分を信じる…ですか。


Emmy氏:
普段過ごしてると、自分と対話をする時間を持たないじゃないですか。なので瞑想の習慣をつけることはとても大切だと思います。


―それは、自分を信じる事につながるんですね。


Emmy氏:
毎日「私は大丈夫」っていう言葉を自分が自分に言って、自分で聞き続けていたら 、 自分は大丈夫!私だから大丈夫だよね!という意識に変わってきます。自己肯定の言葉を日々積み重ねることが自信に繋がって、自分を信じる事につながるんです。


―今は自分らしく生きられていますか?


Emmy氏:
不安とかブレることはなくなって、心地よくいられるようになりましたね。それは突然やってくるような感じで…ただ自分の信じる道を続けてきただけです。思考が現実を作っていますから。自分が思ったように生きているわけだし、自分が信じたように生きた結果が今です。自分の信じたいことを信じるように生きていれば、それが自分らしさに繋がっていくと思っています。

(インタビュアー/日下 郁)