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松本 佑一郎さんの
想い × スクコミュ
松本 佑一郎さん
[プロフィール]
合同会社セラピストキャンプ 代表
こんにちは!セラピストキャンプの松本です。
セラピストキャンプは、治療家向けのヒト・モノ・コトを繋げるプラットフォームとして、セミナーやオンラインサロンの運営を行っています。
―会社の歴史・創業のきっかけは何ですか?
松本さん:
創業メンバーは私と他2人(久保聖史さん、高山耕輔さん)の合計3人なんですけど、その3人というのは、治療業界・セラピストとしてそれぞれが事業をやっております。そんな3人が集まって話をしていた時に、「こんな事できるんじゃないか?」「こんなものがあったらいいよね!」とそんな様な話の中で生まれました。キーワードとしては、「人と物と事をつなげるサービス」なんてのがあったらいいよね!という想いで一番最初はスタートしました。
―人と物と事を繋げるサービス!素晴らしいですね!
それでは会社の概要とサービスの紹介をしていただけますか?
松本さん:
セラピストキャンプのサービスとしては、セミナーの運営、オンラインサロンの運営と色々な先生のインタビューを元に記事の作成をしたり、物販のサービスがあります。
この会社は2020年の4月にスタートしたサービスなのですが、主に、セミナー運営は注目を頂いておりまして、創業の翌月にあたる2020年5月から7月にかけて行ったセラピストの先生方が行う電気療法を用いての治療の物理療法の学びのセミナーでは合計777人の先生方にご参加いただき注目を頂きました。
―有名人の方もセミナーに参加したりと聞いたのですが。
松本さん:
はい!今年に入ってからは、元横浜市長の中田宏先生とオンラインで経理塾をセラピストキャンプのプラットフォーム内でやったり、これからでは2021年2月には、絵本作家で有名なキングコングの西野亮廣さんとのコラボオンラインセミナーを行う予定でいます。
―この仕事やっててよかったなと思う点はありますか?
松本さん:
セミナー運営をする上で、僕らが一番大事にしているところは、基礎・基本の部分をもう一度しっかりやりなおしましょうというところなので、ご参加いただいた先生方から「こんなこと知らなかった」「すごく勉強になったよ」という声を頂いたり、セミナー後に様々なSNSで「セラピストキャンプはこんなイベントやっていたよ」とブログを書いてくださったり。そんな言葉を頂けると非常に嬉しく思います。 個人的な部分では、インタビュー記事を担当させていただいているんですけど、全国レベルですごく優れている先生で、地域から評価されていてご活躍されている先生がいるんだけれども、世の中にはあまり知られていないという先生がたくさんいる中で、そういった先生を特集してフィーチャーさせていただき、たくさんの先生に「あんな先生がいて、あんなやり方があるんだね!」と知っていただけたりすると嬉しいですね。
―お仕事の中で大きな失敗はありますか?
松本さん:
あります(苦笑)上記でお話させていただいた2020年5月~7月にあった物療セミナー。700人以上の先生方にご参加いただいた。初めてのオンラインセミナーでそれだけの集客をしてしまったということがあるんですけど、自分の想定できていないところがたくさんあって、YouTubeのプラットフォームを使って生配信を行ったのですが、撮影中に、電気をあてて肌をめくってやっているところを見せるんですけど、ちょっと肌の露出が多すぎてですね、YouTubeに途中で注意勧告をされてしまい、いきなりライブ配信がぷつっと切れてしまったんです。「この動画は放送できません」と表示されてしまって、その時はすごく焦りました。 その対処法としましては、今セラピストキャンプを運営する上で「スクマネ」というシステムを使っているんですけど、その機能で参加申し込みいただいた方に一斉にメールを送信するという機能がありまして、それをすぐに閃いて、YouTubeのアカウントを新しいものに切り替えて「こちらで動画生配信を行っております」とメールを送ったので、なんとか対処ができました。
―そんな大勢の方を前に配信が切れてしまうのは焦りますね!!!
さて、いまの会社についての特徴をひとことで言うとなんでしょうか?
松本さん:
セラピストキャンプの会社の特徴を言いますと、創業メンバーとあともう1人、2021年からは参加いているんですけど、その4人がそれぞれ色んな事業をいている中で、セラピストキャンプに縛られるわけではなく、セラピストキャンプのことしかしてなきゃいけないわけでもないんです。それぞれが自分の仕事をしている中でセラピストキャンプとしても活動していてとても自由なんですけど、集まった時にはものすごく集中して熱く語って、詰めに詰めて良いものができてきているなと感じています。自由と集中があることが特徴的だなと思います。
―お仕事の中で特に大切にしている部分、ここだけは譲れないというところはどこですか?
松本さん:
これはもう圧倒的に、利益のためのサービスやプロダクトではなくて、顧客に対してどれだけ価値を与えることができるかということを大事にしています。
―「スクマネ」を導入してからどのように変わりましたか?
松本さん:
セラピストキャンプはスクマネなしには絶対に語れないんです。「スクマネにこんな機能があるから僕たちはこんなことに応用できるよね」というのがあったりするので、もうスクマネ様っていう感じなんですけど(笑)スクマネさんにとてもいいなと思ったり、ありがたく感じているのは、僕らはセラピストキャンプとして目指す方向性というか価値観という部分をすくまねさん達が一緒に共有できるところが僕はものすごく大切に思っているところです。要するに、話しが早くて、「僕らはこんなゴールを目指しているよね」という中で「こんなシステムがあったらいい」という話がとてもスムーズにできるので、お互いにいいものを作っていけるという感覚ですごくやりやすいですね。
―セラピストキャンプとして目指す未来・ゴールはなんですか?
松本さん:
セラピストキャンプのテーマとしては「学びのプラットフォーム」というとことでやっているんですけど、これをセラピストの業界内で一般的な部分で定着させたいなと思っています。具体的に言うと、企業のセラピストの採用という場面で、セラピストキャンプで何を学んだとか、そういったところを、僕らも可視化できるようにして、そこを企業さんにも重要と思っていただけるようになって、判断の材料としていただければと思います。
―今起業を目指す方や、フリーランスを目指す方へ先輩としてアドバイスは?
松本さん:
個人的になりますが、セラピストキャンプを含め法人は4つ経営しております。全部ひとり法人でやっていて、やはり大変だと思います。でも、自分で作っていって、自分で色々と判断していくので大変だと思うんですけど、その楽しさもありますし、それに伴ってとんでもない責任があるので、やはりそこは常に学びながら。うまくいくと調子に乗ってしまうこともあるので、常に迷惑をかけながらやっていることを感じ、謙虚でいるとうまくいくんじゃないかなと思います。